ワーホリ体験記inオーストラリア2019/2020

30歳ギリホリ女子が送る、いろんな面でギリギリ生活。

【2018-2019】AUSタックスリターンで使えるMES(Medicare Entitlement Statement)って?申請してみた

タックスリターンの前に・・・

さて、私は以前カナダでも2回タックスリターン をしておりましたので、今回オーストラリアでもタックスリターンをしなければいけないという事は入国前から分かっておりました。会計年度末が徐々に近づき、ファームジョブ・セカンド申請などを終えて少し時間が出来た頃、本格的にネットで情報収集を始めると、どうやらタックスリターンの際にMES(Medicare Entitlement Statement)という書類の申請をしているとお得になる(無駄な税金を支払わなくてよい)、ということが分かってきました。

 

 

Medicare(メディケア)って?

メディケアというのは、オーストラリアの国民健康保険のようなもので、オーストラリアは、タックスリターン時に永住者たちからこのメディケア税(課税所得の2%)を徴収する、という形をとっているようです。

私たちワーホリメイカーなど一時滞在者はこの保険に加入することが出来ない代わりに、MES(=Medicare Entitlement Statement)を事前入手することでタックスリターン 時に支払いが免除される、ということでした。

ATOによると:“海外居住者はメディケア税を払いません。”

https://www.ato.gov.au/Individuals/International-tax-for-individuals/Coming-to-Australia/Working-holiday-makers/

Governmentによると:

“・MESはMedicareの資格がないことを証明してくれるもの。

・もしあなたに資格がないなら、タックスリターンでメディケア税が免除されるだろう。

・MES申請には書類が必要である。ATOが納税が必要かどうか決める。”

https://www.humanservices.gov.au/individuals/services/medicare/medicare-entitlement-statement

 

 

MES申請に必要なもの

・申請フォーム(本人のサイン要)

・パスポート顔写真のページのコピー(権限者の認証が必要)

・ワーホリビザのコピー(権限者の認証が必要)

 

 

MES申請の流れ

  1. パスポートとビザのコピーに、原本と同じという認証サインをもらう
  2. フォーム入力
  3. Eメールで送付 
  4. 6週間待つ

 

1. 権限者からの認証サインのもらい方

※認証時、パスポートの原本、ビザの原本(携帯画面での提示可能)が必ず必要です。

権限者リストにはいろいろと敷居の高そうな職業が載っていますが、一番簡単で気が引けないのがJustices of the Peace (JP) と呼ばれる人たちです。無料で認証サインをしてくれますので、近くのショッピングセンターなど、こちらhttps://www.australia.gov.au/information-and-services/public-safety-and-law/justices-of-the-peaceから探してみてください。 ↓認証サインの例

 

2. フォーム入力方法 

フォームはこちらから。https://www.humanservices.gov.au/individuals/forms/ms015

※2018-19年度版です。古いのは使わないで、と書かれていました。電子入力できますが、最後にプリントアウトしてサインするのを忘れずに!

※ ↓ 現住所と郵送先が別の場合は11.も記入要。(11.書いてないので12.不要だった)

 ↓ オーストラリア入国前に日本にいた方は、13. は Japan です。また、現在の会計年度が終わる前にオーストラリアを離れ、戻ってくる予定のない人は、20. は Yes です。

 ↓ サインは手書きしましょう。

 

3. 送付方法

フォーム、パスポートのコピー、ビザのコピーの3つを写メってPDF化し、あとはフォーム最後に記載のEメールアドレスに添付して送信です。

 

 

4. 申請後(6週間待つ)

いや長すぎ。いつの時代やねん!っていうのは今回は置いといて...

※6週間の待機期間の間に住所変更したら、こちらに電話して送付先を変更してもらいましょう。私は申請後1週間程度で住所変更の電話、10週間たっても届かなかったので再送してほしい電話、と二度かけました。(変更後の住所にちゃんと送ったよ、とのことでしたが)

*国際電話の際は料金がかかります

ちなみにこのMES、タックスリターン提出時には特にアップロードなど必要ありませんでした。なので、タックスリターンの期限まで6週間を切っていてもとりあえず申請していれば良さそうです(あくまで今年度は)。しかし、のちにATOから確認される可能性もありますし、ATOは過去にさかのぼって調査しているようですので、大切に保管しておきましょう!

できる準備は万端に!余裕を持ってタックスリターンに取り掛かりましょう! 

毎年送られてくるはずのPAYGが来ない?!はこちらから ↓2019年インカムタックスリターンの方法はこちらの記事から! ↓ 

以上、sappiiでした!

※これらの情報は個人の経験によるもので、汎用性があるものではありません。