ワーホリ体験記inオーストラリア2019/2020

30歳ギリホリ女子が送る、いろんな面でギリギリ生活。

Bundabergでのファームジョブ(1月):時給制ライチをやれたのは奇跡だった!

 

 

 

こんにちは! sappiiです。

祝! これが念願の初blog・初記事でございます。

 

 

2018年12月にオーストラリア入り→セカンドビザ取得を目指して

2019年1月1日元旦に、ブリスベンから電車で4時間半の

片田舎バンダバーグ(= Bundaberg)にやって来た私。

ワーキングホステル到着後、翌日からすぐ働くことになったファームはライチファームでした!

(※求人広告はレモンピッキングだったにもかかわらず)

 

ファームジョブを探す中でなかなか目にする・耳にすることのなかったライチ。

 

今日はいきなりですが、私が奮闘した

オーストラリアでのファームジョブ

in Bundaberg(バンダバーグ)の経験・第1弾

をできる限り分かりやすく簡潔にお伝えいたします。

(なぜこの町を選んだか・どうやってホステルを選んだか・なぜワーホリをするに至ったかなどは、また後日。)

 

  

 

 

給与体系:時給制

幸運にも、私の初めての仕事は時給制=hourly payでした!

時給:$23.66(ここから15%のtaxが引かれるため、手取りは$20.111

 

シーズン

12〜1月(2〜3週間)

*$23.66というのは、最低賃金(= base rate)$18.93に、25%casual loading$4.73を上乗せしたものです。

carual loading というのは、簡単に言えば、Casualで働く人がsick leaveやannual leaveなどの有給休暇を利用する権利がないことへの埋め合わせとして定められたレートです。

つまり、Casualとして雇用されると最低でも$23.66が保証されているということ!!

2019年7月1日からは、$24.36(最低賃金$19.49+casual loading$4.87)に増額しています。

 

参照:australianunions

https://www.australianunions.org.au/minimum_wage_factsheet

"The minimum wage is the base rate of pay that must be paid to workers who are permanent employees and aged 21 years or older. The current national minimum wage which takes effect on July 1st 2019  is $19.49 per hour. An employer cannot pay you less than the minimum wage even if you agree to it."

"最低賃金は、正社員で21歳以上の労働者に支払わなければならない基本給率です。2019年7月1日に有効になり、現在全国最低賃金は、時間あたり$ 19.49です。雇用主は、たとえあなたがそれに同意したとしても、あなたに最低賃金より少ない額を支払うことはできません。"

 

カジュアルの定義についてはこちら:

https://www.australianunions.org.au/casual_workers_factsheet

"There is no standard definition of casual work but they are usually jobs that are temporary, have irregular hours and are not guaranteed to be ongoing."

"カジュアルな仕事の標準的な定義はありませんが、彼らは通常一時的な、不規則な時間があり、進行中であることが保証されていない仕事です。

 

 

労働時間と休憩時間

朝4:30にホステルからバンに乗って約15分。(毎日夜8:30に寝て朝3:30に起きる生活)

朝5時〜昼12時までの約7時間

タイムライン
4:30
出発(15)
5:00
8:00頃:ピッキング
8:00
~:女性陣は一足早めにshedでスナッピング、男性陣は引き続きピッキング→終わり次第スナッピング。数人はsortingへ。
10:15
10:30頃:smoko
10:30
12:00頃:スナッピング続き、たたまれたboxの組み立て、床掃きなどの掃除。

うち10:15頃に約15分の休憩=smoko(smoke & coffee)がありました。

(休憩がlunch breakだと労働者のための時間として給料は出ませんが、smokoだと雇用者の時間ということで給料が出るようです)

ちなみにここのファームではオーナー家族とその親族の人が働いており、バックパッカーは2〜4人のみ。スモコ=smokoの時間には親族の方々が各々焼いてきたケーキやクッキーを提供してくれ、オーナーの子供たちはコーヒーやティーを作ってくれました。

Do you want a cuppa(= cup of tea/coffee) ?」と聞いてくれます。

 

 

期待される1週間の手取り

週6ワークで約$820

この時のホステルのレントは週$205だったので、「余裕で貯金できるやん!」と大喜びでしたが、家族経営の小さなファームでかつシーズンが短かかったため、2週間であえなく終了。

こちらが参考のpayslipです。

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ライチの仕事概要

仕事内容

picking

ライチってそもそもどんな風に実をつけるの?? 

ライチは木の枝の先に実をつけるので、剪定バサミを使って実のなった小枝を切り、コンテナに入れていきます

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lycheee_trees
snapping

その後小屋=shedに移動し、茎をポキンと折って実を小枝から外す作業をひたすらします 

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lychee-snapping
sorting & packing

集めた実をしばらく冷水で冷やしたあと、

1. きれいな実(= first)

2. 少し日に焼けたりしたもの(= second)

3. 割れたり虫の穴があったり日焼けがひどいもの(= rubbbish)

に仕分け(= sorting)して袋詰めし、箱に入れていきます(= packing)

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lychee-sorting

  

用意される道具

剪定バサミ(= snips)・・・小枝を切る

プラスチックのコンテナ(= crates)・・・切った小枝や実を入れる

ビニール手袋・・・snapping/sortingの時につける

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lychee_snips

 

服装

つばあり帽子・・・陽が昇ると日差しは一気に強くなります。
HI-VIS
シャツ(蛍光色の/半袖のワークシャツ)・・・基本着用
半パン/ヨガパン・・・動きやすいもの。私は日焼けと怪我防止のため十分丈を愛用。
スニーカー/ワークブーツ・・・個人的には軽い方が動きやすいかったです。 

 

 

良かった点・悪かった点

 

良かった点

hourlyだったこと

家族経営だったので職場の雰囲気がとても良かったこと

smokoがあり、お菓子やお茶やコーヒーを頂けたこと

 

悪かった点

シーズンが短いので長くは期待できない(=移動/別の仕事をする必要がある)

   *ワーキングホステルに滞在していれば他の仕事が割り当てられます

あえて言うなら他の仕事が辛くなる。笑

 

 

まとめ

・ ライチのhourlyは当たりだ!

・ 1ヶ所で働き切りたい人向けではないかもしれない

 

シーズンが短いためなかなかライチに当たる人はいないかもしれませんが、

ライチに当たったら確実にラッキーです!

 

 

以上、sappiiでした!

※これらの情報は個人の経験によるもので、汎用性があるものではありません。